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<  2012年 02月   >
  • 誰も知らない貴方の部屋
    [ 2012-02-19 17:34 ]
  • 海外に出ることを制限しているわけ
    [ 2012-02-16 09:21 ]
  • 明日から、燻製料理はじめます。
    [ 2012-02-14 07:23 ]
  • めずらしい新年会
    [ 2012-02-01 08:03 ]
誰も知らない貴方の部屋
故あって、東京へ行って来たのが昨日の土曜日。タニノクロウという作家、演出家にであったのは問う京劇術劇場で彼が「チェーホフ?!」という作品を上演していて、観に行ってからの縁だ。

その作品で衣装を担当していたのが太田さんという、昨年「わたしにさよなら」で衣装を担当していただいた方だった。その時は太田さんの衣装のすばらしさとタニノクロウのこちらを軽くいなしていくあざやかさに魅入られた。その後、その二人との縁は続いていく事になる。

タニノさんには今度、うちの劇場であるロクソドンタブラックにおいて、新作「誰も知らない貴方の部屋」を5月に上演していただく。その作品が、庭劇団ペニノのアトリエ「はこぶね」で上演されることとなり急遽東京へと飛んだ。

庭劇団ペニノはタニノクロウが主宰する集団である。アトリエ「はこぶね」とは、彼の自室であった青山のアパートの一室を劇場にしている狭小劇場だ。お客さんは30人も入ればもう高校生男子の弁当並みにぎっしりと動けない。

その場所で彼らは今、連日の公演を行っている。何ヶ月もかけて劇団員が創り込んだセットは、セットというよりも生活の中をかいま見るような、美術品を見ているようだ。その美術は一幅の絵を思わせる。しかし、その中に奇妙な住人達が入り込む過程で、美術は劇的な変貌を見せ、妄想が立ち上がってくる。

タニノは絵描きでもある。以前は精神科医でもあったという経歴を持つ。彼の描く世界はメタファーに溢れ、刺激的で牧歌的で優しいが凶暴である。その両面が妄想を抱く人間の複層化に一役買っている。

僕は彼の作品を美しいと思う。その上でウイットに富んでかわいさがある。恐いもの見たさも味わえるし、何よりセクシーだ。そんな庭劇団ペニノを大阪に呼ぶ事ができるのをうれしく思う。5月が楽しみだ。皆さん、ゴールデンウィークは大阪へお越しください。

会場のある阿倍野は天王寺のほど近く、通天閣や新世界にも歩いていけるディープな大阪です。天王寺動物園も市立美術館も歩いていける。東急の巨大なショッピングモールや完成すればアジア最大の高さになる近鉄百貨店もある。反面、古くからある飲み屋も健在の面白い街です。そこでペニノの公演が行われます。楽しそうでしょう?

チケットは3月に発売です。詳細はまたお知らせします。

おまけ⬇観劇の前に入った青山の「もうやんカレー」の無料サイドディッシュ。僕はらっきょが大好き。

塩ゆでのジャガイモがセクシーだった。

by nakadachi2 | 2012-02-19 17:34 | Loxodonta Black | Trackback | Comments(0)
海外に出ることを制限しているわけ
最近は少しゆったりとした気持ちで仕事に取り組んでいます。カフェに入ったり、キオの印刷物をデザインしたり(これがまた、山ほどあるんだ!)、燻製を始めたり、いろんな人と出会って話したり。もちろん芝居の稽古も。今は「賢治の贈りもの」の稽古が始まったところです。来月の頭に公演があるので、今回の稽古では完全な形を作ることを目標に取り組んでいます。

今月は海外に出る予定はありません。海外に行くことで日本でやりたいことが制限されるのがいやなんです。それに海外にばかり出ていると、自分がプロデューサーとは名ばかりで、バイヤーになってしまうことをさけたいんです。僕はあくまで物を作る人間です。そのことを制限してまで、仕入れと売りにばかり集中したくないんです。

もちろん、海外に出ることで刺激はたくさんあります。多くの人とも友達になれました。でも、今は地元でたくさん時間を過ごしたいと考えています。「地域は世界なんだよ」と僕に言ってくれた人がいます。そうです。地球のどこにいても、自分の足下がしっかりしていなければ、意味がないと思うんです。だから今は、芝居や食を作り、環境を作り提供したい。

選択と集中とでもいいましょうか。こういう時間が本当に必要だったのだと感じています。この数年、海外で過ごすことが多くなり、自分がいったい何者なんだろうという感覚にずっと襲われていました。ビジネスマンと同じ位飛行機に乗って世界を飛び回っている。

アイルランドで火山の噴火が起こったとき、僕はデンマークのホテルにいて5日間をそこでまんじりともせず過ごしました。そのとき自分がこのまま日本に帰らなくても誰も困らないのかもしれないと思ったこともありました。これはつまり、自分が必要とされていないのではないか?

東北の地震が起こったとき、僕はパリにいました。なにもできない。何も感じられない自分に腹が立ちました。日本を出て、どこにいても、やはり僕の住む場所は日本にあります。そことしっかりとつながっていることが必要なんです。いま、僕の興味の大半は日本にあります。日本の自然を見てみたい。日本の伝統文化、歴史にもっと造詣を持ちたい。日本の現代に触れていたい。

戦後、私たちはルーツやアイデンティティを見失った時期があったのかもしれません。しかしそのため、多様な価値観や表現がうまれているのだとも言えます。日本は世界で最も刺激的であり、美しい場所です。幸せになれるところだと思います。

僕はこどもたちに少しでも喜びや楽しさや悲しみや怒りといった感情を吐き出してもらうため、舞台に立ち続けているのだとも言えます。感情を奥底に秘めてしまうことになれている日本人だからこそ、子ども達に感情の坩堝である演劇や舞台芸術を見せていきたい。そして心を活性化してほしいと強く思うのです。そしてそのことがいま、最も必要なのだと確信しています。

たどり着くことのない文章を書いてしまいました。久しぶりに書いたブログです。まとまりのないことをお許しください。
by nakadachi2 | 2012-02-16 09:21 | Others | Trackback | Comments(0)
明日から、燻製料理はじめます。
昨日の成果。

オーバルでは本日から燻製をお出しするので試食。

うずらうまし。


ささみ。ワイン絶好調。


他にもギネスの骨つき鶏黒ビール煮
柔らかいお肉がほろほろとけて、ビールが最高。


昆布とヤマイモのクリームパスタ。思いの外、絶品。
by nakadachi2 | 2012-02-14 07:23 | Art cafe dining Oval | Trackback | Comments(0)
めずらしい新年会
カナダ大使館から新年会のお誘いが来ていた。当然東京なので一瞬考えたが、こういう誘いもめずらしいから一度行っておこうと思い、参加と返信しておいた。

それで、昨日東京に。大使館の新年会は軽い料理と飲み物だけのシンプルなもの。それでも自分達がやっていることをきちんと伝える姿勢はとても好感をもった。

会場には百人程度のゲストが来ていて、みな其処此処でごあいさつ。こうやって人脈って広がるんだね。

あと、サプライズとしてカナダ人と日本人の混合バンドMonkey Magic が来ていた。ごあいさつだけで演奏がなかったのが残念。僕はこどもの頃ゴダイゴのファンクラブに入っていたくらい好きだったので、関係ないけどなんだか嬉しかった。

他には、ジャズの渡辺貞夫さんもいらしていて、抽選で自作のCDをプレゼントしていた。それが、なんと僕に当たって世界のナベサダさんにサインと握手までしていただいた!なんだか興奮して、意味なく名刺などお渡ししたが、どうなったんだろう?

他にも仲のいい友人と話せたり、シルクドソレイユの日本法人の社長さんと話せたりと、なかなかに楽しい新年会だった。大使館のスタッフの皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました!

ほら、サインでしょ⁉

by nakadachi2 | 2012-02-01 08:03 | Others | Trackback | Comments(0)