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記憶が投げ込まれる井戸
人の話を聞くのが好きだ。その人の考え方、通ってきた道筋を聞いていると、その人の時間を旅しているような気持ちになれる。

最近は作品を作るスタイルも以前とはかなり様変わりしてきた。以前はまず、自分で台本を書いてから全てが始まるというスタイルだった。それが、海外の団体と出会う中で、イメージをみんなで高めて共有していく作品作りを経験した。台本も書かなくなった。代わりに、ありとあらゆるテキストやイメージを取り入れるようになった。その次に、俳優からのリサーチを行うという形式に変化した。その人の体験を創作に取り入れていく。これは「わたしにさよならー青春編ー」を作る上での大きな土台となった。もともと僕は作り話を考えるのが好きだった。落語の三題噺のように、いくつかのお題があれば、物語を作ることが出来る。寝物語に空想のお話しを考えたり。そういうことが詩作や劇作に生きていると思う。

人の話を聞くというのは、なにも劇作だけに限ったことではない。最近はフェスティバルに関わってきたおかげで、地域やさまざまな世界のトップの方々に出会うことも増えてきた。そういう方々の話を聞いているのはとても楽しい。自分にない経験をきくことはもちろんのこと、そういう人たちはそれぞれ独自の世界観のようなものをお持ちだ。その世界に触れることが面白い。たとえば、犬の散歩をしていて出会うご老人などでも話を聞きたくなる。公園にいて、することもなく座っている老人。そういう姿を見ると話しかけたくなってしまう。不思議と魅力的に見えるのだ。

こういうのは、自分が祖母に育てられ、幼い頃から昔の話を聞いて、それを頭の中で想像してみることを繰り返してきたことに起因しているのかもしれない。昔の人たちの話は知識と経験の集積だ。職人さんなどは特に面白い話を沢山持っている。その人が経験する中でしか知り得ない真実ややり方は、どこの本を見ても書いていない。そんな話を聞いていると、一日があっという間に過ぎてしまう。

時折、自分が深い井戸のようなものだと想像することがある。僕の底には深く水が満ちていて、井戸をのぞき込む人々が、いろいろな言葉を投げ込んでいく。すると、水面はゆったりと揺らぎ、言葉は水の底に吸い込まれるように溶けていく。僕はそうして溜まった水の、底知れない深さを味わっている。井戸の入り口は明るい。その明るさは井戸の底の暗闇を照らし出そうとする。僕はそこに救いのようなものを見い出しているのかもしれない。
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by nakadachi2 | 2011-08-27 07:25 | Others
静岡の若者たち
静岡芸術劇場SPAC に日帰りで車を走らせた。昨日は一日中雨模様で、特に帰阪途中の伊勢湾岸道を通っていた時の土砂降りが物凄かった。あれ程の降りはかつて経験した事が無いんじゃないかって思うくらい。

そんな強行軍に挑んだのは、この日どうしても気になっていたダンスの演目を観たかったから。静岡の中高生から選ばれた10人が、世界的な振り付け家でアフリカ人のニラカムさんと出会い、生まれた作品、タカセの夢。この作品は東京のシアタートラムでも上演されて、この度静岡で凱旋公演を行うというので、とにかくいって観たのだ!

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舞台芸術公園は日本平に有る。こんな山の中に本当に劇場が?なんて思うくらいの場所。緑に囲まれた建物が雨に濡れてとても美しい。楕円堂は屋内型の小劇場であり、ここには他にももう一つ、大きめの野外劇場がある。

選ばれた静岡の中高生達は、爽やかでとても良かった。主役だったタカセ君は中学二年生!変声期を迎える頃のハツラツとした声と動きが印象的。他の9人の女の子達もそれぞれの個性があり、際立っていた。

この時期特有の輝きをとらえて、こどもたちを開放的に導くことに成功したのは、振り付け家の持っている天来の明るさが大きな役割を果たしているのだと思った。きっとこの体験は参加した彼らの人生を良い方へ導くだろう。そんな明るい未来への兆しを感じさせる。観客は皆、幸せな気持ち感じたであろう。僕も同じく。

こういうことに公共の劇場の可能性が有るのだと、今回実感した。インキベーションとしての公共の存在。あらゆる世代の出会いと交流の場。これを成し遂げたSPACのスタッフと若者たちに僕は拍手を贈って素敵な気持ちを抱えたまま帰路についた。
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by nakadachi2 | 2011-08-22 08:35 | Theater
真摯に生きる人から学んだこと
僕らの暑い夏がやっと山場を越した。それでも残務整理やすでに来年への準備は始まっている。関係各位への挨拶回りもこまめにやらなければ。

フェスティバルを終えて、かねてから計画していた社員旅行に天橋立へと向かった。温泉できりきりに疲れた身体と神経を休めたかったし、皆の労をねぎらいたい気持ちだった。しかし、濃厚な旅になってしまったのは、いつものことか(笑

大阪から天橋立までは、車でおよそ2時間強。中国道ー舞鶴若狭道ー宮津天橋立線を通れば、あっというまに日本海側へと出ることが出来る。こんなに早かったかなあと思うくらい早いのである。便利になったものだ。

天橋立では、お約束の「股のぞき」をしたり、偶然出くわした「宮津花火祭り」に興奮したり、旅館の温泉を数回楽しんだのはもちろんのこと、温泉卓球や数年ぶりの海水浴まで行ったり、とにかく夏の思い出を全部詰め込んだような濃厚な旅だったのだけれど、旅の最後、ふらりと立ち寄った場所がこれからの生き方を変えるような出会いだったのだ!それが、
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「富士酢」と書かれたのれんがご覧になれるだろうか?これが、最後に立ち寄った「飯尾醸造」なのである!漫画「美味しんぼ」や数々の雑誌などでも取り上げられている有名店だが、この蔵のある場所は周囲には住宅や田んぼ以外に何もない場所。ほとんど人通りもない。そこに訪ねていった我々劇団員達にこの店の方々は本当に真摯に対応してくださった。
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写真がその4代目社長である。社長直々に座敷に案内してくださり、いろいろな商品の紹介、テイスティングはもちろんのこと、お酢の現状や我々をとりまく食品全体に対する警鐘、無農薬米から社員全員で取り組む商品への姿勢など、本当に熱く熱く語っていただいた!
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潔く「酢」とだけ書かれた幟が、誇らしげに見える。いまだ機械に頼らず手絞りにこだわるというその姿は、物作りにとことん妥協しない一貫した姿勢とともに、美しさすら感じさせてくれた。

物作りとは、美しい人たちが、その全身全霊を持って取り組む姿勢である。久しぶりに襟を正す思いだった。自分自身の取り組みの緩さなどを鑑み、自然と身が引き締まる思いだった。
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樽の中でじっくりと熟成されている「酢」。これを一年に八回も樽を移し替えてデキャンタするのだそうだ!こういうことをしている人が世の中にはちゃんといるのだ。本や映像で見るのとは違う、まさにそこに出かけて実際に目の当たりにしないと伝わらないすごみのようなものがあった。すさまじい体験であった。


こちらのお酢をカフェでも今後、使わせていただく。今までも鶏肉や野菜など、安全な物にこだわって身内から仕入れるようにしてきたが、調味料も顔の見える関係が重要だ。「身体にとって、安全だと云うだけではなく、ほんとうにおいしいもので無ければ消費者は買っていただけません」という4代目の言葉が身にしみる。そうなのだ。生き方を、世の中に流されるのではなく、信念に従って貫いて行かなければならない。そういうことなのだ。

今回の旅は、本当に大きな物を得たと感じている。我々の相手を務めていただいた社長さん、飯尾醸造の皆さんの顔はとても輝いていた。我々もかくありたいと願う。本当にみなさんありがとうございました!
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by nakadachi2 | 2011-08-18 07:08 | KIO
TACT/FESTIVAL千秋楽を終えて
無事、フェスティバルを終えることができて、ほっとしている。大事もなく、皆が笑顔でいてくれた。地元の方々、ゲスト、スタッフ、キャスト、関係者、お客様、フェスティバルフレンズ。皆さんの協力があってこそのフェスティバルだった。今回ほど、絆、人の心の繋がりを思ったことはなかった。

阿倍野天王寺エリアで開催した初めてのフェスティバルはまず、成功と云っていいだろう。フリーパスを購入して、何作品も楽しんで行かれるお客様が飛躍的に増えた。これも今年の特徴だった。それに私たちにとっては地元という、地の利を活かした活動をすることが出来た。

全ての演目を終え、撤収を終えてから、フェスティバルの面々は皆バーベキューパーティの会場である、阿倍野最古の古刹「正円寺」の境内に集合した。古い友人である住職の粋な計らいで、会場にと提供していただいたのだ。ガネーシャを奉る、400年の歴史を持つ寺で行うささやかな宴は、海外からの出演者たちにも好評で、満月の夜、宴は深夜まで続いた。

その後、劇団の事務所へと移動し、座敷に車座になって、別れを惜しむように宴会は終わる気配を見せなかった。ようやく帰途についたのは深夜3時を回った頃。そして、今朝、彼らはまた旅立っていった。

一期一会という言葉。私たちは毎日その意味を噛みしめている。

僕は、語り合いの場にいながら、一人来年の事を考えていた。どのようにゴールを設定していくのかということを考えていた。

「友部正人」さんが今回、フェスティバル最後の演目で、最後の曲として歌ってくれた「生きてることを見ているよ」の歌詞。その中で何度も歌われた言葉、死ではなく「生きてることを見ていてね」というあり方。

この2011年は特別な年として、きっと後生まで語り継がれることとなるだろう。僕自身にとってもそれは、とても大きな出来事だ。

フェスティバルが果たしていく、新たな可能性、重要性について。もっと誰かと語り合いたいと 思う。みなさん、ありがとうございました。また来年、お会いしましょう。
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by nakadachi2 | 2011-08-15 09:59 | TACT/FEST
さまざまな思いを持って フェスティバルが千秋楽!
いよいよ、TACT/FESTIVAL OSAKAも最終日です。さすがに最終日ともなると、国内外のゲスト、団体も徐々に帰路に着いたりして、そこはかとない寂しさがあります。

これも毎年のことなのですが、この一期一会の出会いと別れを繰り返すなかで、フェスティバルも少しずつでずが、成長をしてこれたのだと思います。

今日は、このフェスティバルに毎年来てくださるシンガーであり、詩人の「友部正人」さんが登場します!「生きてることを見ているよ」と題された今回のライブでは、やはり震災の後、またひとつ、新たな荷物を持って歌いながら旅を続けている「友部正人」さんの、いま、その思いが込められています。ここでしか見られない必見のライブです!

そのステージ上には、今回のフェスティバルに関わっていただいた多くの方々が手作りしてくださった「家」が並んでいます。その姿は「まち」のようです。これは金沢21世紀美術館の協力のもと、イフブランクさんのワークショップをへて完成した、世界のどこにもない私たちの街「Ouchi」。

コープスの「ひつじ」「飛行隊」ともに、毎回満席の盛況ぶりで、いかにその注目度が高かったのかが伺えます。本日もメエーの声が鳴り響く?!

キオの「卵をとるのはだあれ?」や、ウロツテノヤ子バヤンガンズの新作「ハチドリ」。「たのダン」「ポンピン」など、本日も盛りだくさんなラインナップです!




本来、このブログは、僕自身の個人的な活動を記す場として、機能してきました。考え方や価値観を押しつけるのではなく、毎日を生きる中で感じることを出来る限り、包み隠さず表現できるようにつとめてきたつもりです。

今回、フェスティバル開催にあたり、毎日、パフォーマンスのことに積極的に触れてきたのは、作品もさることながら、彼らの素晴らしい人間的魅力を感じてもらいたかったからです。

世界には様々な価値観があり、そのどれもが、何が正しい、何が間違っていると断言することはできません。立場が違えば価値観が違う、背景が違えば導き出される結論も違うということは、当然だからです。

そのなかで、僕が作品を選ぶ際の指針としているのは、作品を作る人々の人間性です。今回、出会った新たな人たち、関わっていただいた全ての人たちに感謝します。本当にありがとうございます。


一ヶ月に及んだTACT/FEST Japan Tourも本日を持って大千秋楽となります!それではみなさん、天王寺・阿倍野でお会いしましょう!
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by nakadachi2 | 2011-08-14 06:21 | TACT/FEST
残りはあと二日!ひつじも飛行隊もやってきた!
毎日、濃厚だと思っていますが、昨日も濃厚でした(笑

昨日は「国際シンポジウム」「こどもとダンス」シンポジウムに加え、「絵本と読み聞かせ」シンポジウム、など多彩なシンポジウムが目白押しのシンポジウムDAYでした!

ネット回線を使い、同時通訳をしてアフリカと中継をした「国際シンポジウム」やNHKの番組などでもおなじみのコンドルズ主宰近藤良平さんが語った「こどもとダンス」など、見所聞き所満載の一日でした。

演目の方に目を移すと、千秋楽を迎えた「ゴロゴロ」は、アジアの伝統楽器を用いて、シンプルな中にも現代社会に警鐘を鳴らすような物語が心にしみました。

「ひつじ」は有無を云わせぬひつじっぷりで、激しいインパクトを観客に与え、こどもたちに媚びるわけではないこどもたちに向けての表現は、確実におとなたちの心をもわしづかみにしていました。

関西初登場となる「わたしにさよならー青春編ー」も、深い衝撃と感動を与え、多くの賞賛が寄せられています。この作品は本日で千秋楽を迎えます。お見逃し無く!

MIOホールで行われたたのしいダンス「たのダン」も、関西屈指のコンテンポラリーダンサーをラインナップ!各回、違うダンサーたちのコラボワークはまさに贅沢の一言!

今日の見所は、日本で一番笑える児童演劇「卵をとるのはだあれ?」が12:00阿倍野区民センター大ホールにて。

そして同じ場所に「飛行隊」がカナダより、飛来します!!!!!!

「わたしにさよなら-青春編-」は千秋楽。阿倍野区民センター大ホール、舞台上舞台に 濃密な空間が現れます!

ガムラン祭りは野外でビール!本日も祭りの音が鳴り響きますよ!他にも幼児向け新感覚サウンドジャグリングパフォーマンス「PONPING」など、盛りだくさんの内容で、皆様方をお待ちしています!

それでは、皆さん、今日も会場で、お会いしましょう!
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by nakadachi2 | 2011-08-13 09:47 | TACT/FEST
三日目を終了!四日目の見所もご紹介!
夏の暑さと共に、ますますヒートアップするTACT/FEST OSAKA!!!!!天王寺・阿倍野エリアで展開する国際児童青少年芸術フェスティバル!8/14まで開催中!

昨日も濃厚な一日でしたね。

ドラマワークは東京からの「演技的手法の16を紹介」と銘打って、普段ご研究されている成果の発表をワークショップ形式で行いました。主催者からは「大阪の人たちは、やっぱりノリが違う!」と。想ですよね?!大阪ですもんね!

「ゾウの休日」の公演には、阿倍野区長さんも来られて観劇されました。皆さん、大喜びで帰られましたよ。特に名古屋から着いたばかりの「ひつじ」チームがエキサイトしていました(笑 その日本中が注目の「ひつじ」たちは、いよいよ本日、大阪に現れます!!さて、どこに出現するかな?!実は私も知りません。

「ひつじ」の演出を手がけているデヴィッドは、毎回会場周辺をロケハンして、「ここから登場しよう」とか「あそこから出たら?」なんて、工夫をします。毎回、その場所でしか見られないサプライズにこだわる、彼ならでは。大阪でしか見られないパフォーマンスは必見です!本日12時よりスタート!

そして、国際シンポジウムとして、パネリストにはアシテジ世界理事であり事務局長の「イヴィチャ・シミック」氏がすでに、大阪入りされました。現在の最先端の世界のこどもたちの現状や、児童青少年演劇のあり方など、話は多岐にわたるでしょう。同じく世界理事であるアメリカの「キムピーター・コバック」氏も本日大阪入りして、同じくパネリストに参加します。そして、現在のアシテジ世界会長、アフリカの「イベッテ・ハーディ」女史も、インターネット回線を使っての参加が!同時通訳もあり、ロクソドンタブラックの会場は一気に、世界へとつながります!

そして、日韓共同制作「わたしにさよなら」は、大阪初登場!中立の新作です!

もう一つ「ゴロゴロ」はジャワ影絵とアジア音楽と芝居を融合した、伝統と革新のプログラムです。
世界初演の本作品をお見逃し無く!

まだまだありますビッグなサプライズ!「こどもとダンス」と題されたフォーラムの開催です。 中学校の正式なカリキュラムとして取り入れられる運びとなったダンス。その先端を劇場で 発信し続けている「愛知県芸術文化センター」より唐津さんがコーディネーターとなり、学ラン姿のダンスやNHKの番組などで活躍中のコンドルズ主宰「近藤良平」さんが、こどもとダンスの関わりとこれからの可能性を語ります。

関西屈指のコンテンポラリーダンサーを集めた「たのしいダンス(たのダン)」も本日初演!併せて味わうと、ダンスの今が見えてきます。

夜19時からは、海外でも熱狂的な評価を受けた日本の舞台芸術集団「パパ・タラフマラ」代表の「小池博史」さんが、海外と日本の文化芸術の状況の違いについて、集団の創作も交えながら、大いに語ります。聞き手には「大阪市立芸術創造館の館長であり、アートコンプレックスグループの 代表でもある「小原啓渡」さん。

他にも、ビンタンビール片手の野外ガムランナイトや子ども達に大人気の摩訶不思議パフォーマンス「PONPING」などの公演も朝から晩まで続きます!

絵本を考える「えほんとよみきかせ」フォーラムや、あの「ひつじWS」など、どれも気になる!

ご家族一緒に、夏休みはTACT/FESTIVALへお越しください!
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by nakadachi2 | 2011-08-12 07:15 | TACT/FEST
二日目終了!三日目の見所をご紹介
濃厚です!今年のフェスティバル。

初日、二日目と子供のためのシェイクスピアカンパニー「冬物語」が、人間賛歌として大きな拍手をいただき、昨日千秋楽となりました!シェイクスピア晩年の作品があのようにあのように温かい作品であったということに対して、人間ってやはりいいものだという思いを、受け取ることが出来ました。

「タイタスアンドロニカス」という残虐復讐劇が、シェイクスピアの若い頃に書かれたということと対比しても、幸せな気持ちを味わった次第です。小田島先生と山崎さんの対談も良かった。とても贅沢でした!

北九州芸術劇場の津村さんと、びわ湖ホール館長の井上さんの話も非常に内容の濃い未来への提言となりました。井上さんの大胆な(笑)本音の発言と、津村さんの現状分析の的確さ、このお二人にお願いして本当に良かったと思う、鮮やかな発言のコントラストがとても印象的で、あっというまの時間でした。ネット中継すれば良かった!


そして本日、三日目はジャワ影絵の真髄をお楽しみください、インドネシア版桃太郎「ピモ・ポトゥ」が登場します!演者ハナ☆ジョスによる影絵のワークショップありますよ!

高校生ジャグラーがアメリカ人サウンドアーティストと挑む、新たな動きとイマジネーションの世界「Ponpingポンピン」は幼児向けに作られた作品ですが、ジェリーゴードンのたぐいまれなる芸術的感覚の演出で、新たな地平を見せてくれます!

ドラマワークなどの体験発表型ワークショップも充実。教育者も必見のプログラムです。

キオの「ゾウの休日」は本日が千秋楽!関西の中学でここ数年ナンバーワンのヒット作品はTACT/FESTIVALでしか、ご覧にいただけない、稀少なプログラムです!

そして、夜にはガムランナイトがスタート。ビンタンビールを片手に夏の宵を楽しむ、大人なプログラムです!

こんな風に、家族一緒に一日丸ごと楽しめるプログラムが満載のフェスティバルは、天王寺・阿倍野地区で開催中!駅から降りてすぐの便利さです。

本日より14日まで、怒濤のプログラムが続きます!どれも見逃したくないものばかり!ここでしか、見られないものばかり!フリーパスを購入いただければ、何作品見ても、おとな4000円、こども2000円!それも一日限定じゃない、期間中ずっと使えるフリーパスです!

僕も期間中ずっとフェスティバル会場にいます!いつでも声を掛けてください!皆様のご来場をお待ちしています!
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by nakadachi2 | 2011-08-11 07:34 | TACT/FEST
TACT/FEST OSAKA 開幕!!!!!
9日より開幕した、5年目を迎える国際児童青少年芸術フェスティバル「TACT/FEST OSAKA」!

すでに、日本の各地で開催しておりますが、大阪のフェスティバルが今年の締めくくりとなります!

昨日は「子供のためのシェイクスピア」の「冬物語」で開幕。ゆるやかな初日スタートでしたが、フェスティバルの幟が風にはためいている姿をみると「ああ、今年の夏も、フェスティバルがやってきたんだ!」という思いが充満します!これはもう祭りですね!

今年の開催地は「天王寺・阿倍野」エリア!変わりゆく街「阿倍野」で新しく展開する「TACT」が、どのように街に馴染んでいくのか??興味津々です!

ちなみにこの街はKIOのホームグラウンドでもあり、僕の故郷でもあります。勝手知ったるといいますか、ついにここに帰ってきたのかという思いが強いです。

今年は演目に加え、シンポジウムなども盛りだくさん!
まず本日の目玉は

「公共ホールがこどもたちにできること」と題して、滋賀県びわ湖ホール館長井上さんと北九州芸術劇場館長津村さんによる、熱い思いが語られます。西日本を代表する二つの劇場がここに!聞き手はわたくし中立です。

東京大学名誉教授であり、前東京芸術劇場館長シェイクスピア翻訳の第一人者である「小田島雄志」先生による、演出家「山崎清介」氏との対話もあり、まさに公演を観て、学ぶという贅沢な時間。


そして、早くも「子供のためのシェイクスピア」は千秋楽です!お見逃し無く!!!

また「KIO」の演目「ゾウの休日」はフェスティバル初登場ですが、関西の中学でもっとも見られているロングラン作品です。こちらも注目!!!


夏真っ盛りの暑さと共に、早くもヒートアップしているフェスティバルですが、フェスティバルカフェでゆっくりと休んでいただくことも出来ます!おすすめは唐揚げの入ったプレートで、野菜たっぷりの蠱惑のおいしさです!



震災の影響も少なからずありましたが、こうしてフェスティバルが行えるのも、天王寺・阿倍野地区の地元の方々の協力があってこそ。関係者各位に厚く御礼申し上げます。

まだまだ、フェスティバルは始まったばかり!お得なフリーパスを買って、何演目も楽しむのがフェスティバルスタイル!

みなさん、今年の夏こそ「TACT/FESTIVAL OSAKA2011」に、ご家族一緒にお越しください!良き夏の思い出を、ともに作り上げましょう!
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by nakadachi2 | 2011-08-10 06:25 | TACT/FEST
わたしにさよならー青春編ー東京公演初日アンケートより
「わたしにさよならー青春編ー」東池袋あうるすぽっと公演アンケートより。ノーカットで参ります!

・良かった。全体的に考えさせられた。よく理解できない所はあるが、作者が言いたいことはよくわかった。(61歳 男性)

・とても何か感じさせられたので、とても良かった。元気があった。音響が良かった。主人公がカワイかった。全リンダ、美しいです。ナカダチさん、とても、素晴らしいです。(58歳 女性)

・良かった。音響・照明等の使い方が斬新だった。全体として動画をみているようだった。初めて見るタイプの演劇だが、純粋になんかすごいなと思った。しゃべらないのに感情が見えてくるようで感心した。

・とても良かった。少ない人数と抽象舞台、音響、映像で、これだけの場面、シーンを表現していて、演劇の可能性が自分の中で広がった。自分も大学で演劇をやっています。大がかりなセットや人数が無くても色々な事が出来るということが分かったし、自分も頑張ろう、と役者さんたちの演技に励まされました。圧倒されました。

・良かった。率直に云って、実験劇か?と思いました。既成の演劇ばかり見ていたせいか、多少違和感をおぼえましたが、見終わった時に訴えることが少しはわかった気がします。ビジュアルと演技のコラボが印象に残りました。(78歳 男性)

・良かった。もっと「民族と文化」「アイデンティティ」が前面に出ているのかと思っていた。学校の帰り、街の雑踏のシーン。影が印象的だった。(61歳 男性)

・とても良かった。チラシを見て、内容的に興味を引かれみました。想像していた以上にとても良かったです。「韓国」というキーワードだけではなく、いじめ・家族・思春期・夫婦・ゲームの世界などいろいろ考えさせられました。役者さんがとても魅力的でしたし、かわいかった。カメラマンの李さんという人の本を読んでいたので「たぶん僕は祖国の土を踏んでいる」を思い起こしました。

・良かった。芝居にしては短いのであきなくて良かった。内容はわかりやすいようなわかりにくいような微妙な感じです。セリフもあってほっとしました。観客が少なくて残念でした。

・期待以上の作品だったから良かった(えらそうに申し訳ありません)。思っていたよりもシュールでした。とても面白かったです。舞台上に蛍光灯をおいてアクティングスペースを区切っていたのが見た目にもとてもメリハリがついて好きな演出でした。衣装もとても興味深かったです。

・とても良かった。とても興味深かった。初めて拝見する劇団でしたが、とても面白かった。全さんも中立さんも良かったですが、まいくさんの表現に圧倒されました。それと、舞台美術も大変素晴らしかった。緻密に練られていて、とても効果的だった。とりわけ、ライブでビデオカメラを使うというのはすごいなあ、と。明と暗のコントラストも良かったです。(31歳 男性)
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by nakadachi2 | 2011-08-07 13:34 | KIO