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眠り、休息のもたらす効果について
長期間にわたって張り詰めてきたものが少し緩んできたのかも知れない。二三日前の真夜中に首が急に痛んで眠れなくなった。よくある寝違えのようなものだと思っていたが、まだ痛みが取れないでいる。その痛みを発する夜、寝る前にいつもより念入りにストレッチを行って、普段は緩めない肩甲骨から首にかけての筋肉をほぐしたことが原因であることははっきりしている。しかしこういった身体からのサインはいい兆候なのだととらえて、今日は完全なる休みをとろうと心に決めたのだ。

一口に休みと言っても、家にいるだけで仕事をしている場合もあるので、このように完全にオフを取るということは少ないのだ。今日は食事を取ることもそこそこに、家から出ることもなくほぼ寝て過ごそうと思っている。溜まっていた負担のようなプレッシャーが肩に降り積もった雪のように、何時の間にか重みを増していたのかもしれない。それがストレッチの反動で揺り返しのように一気に噴出したのだ。

このような状態にある時の自分はひたすら眠くなってしまう。本でも読みながら、夢かうつつのような場所を行き交いすることを繰り返す。そうして日がくれた頃また眠りに落ちていく。

それは、調整の日とでも呼べるのかもしれない。メンテナンスをし、また再びドックから走り出す車、そんなイメージだ。ただし専属のクルーはピットにいないので僕はただただ野生動物のように眠り続けている。時折、眠りの間に覚醒するかのようにむくりと起き上がり書いているのがこの文章だ。だから内容が現実離れしてくるのはご容赦いただきたい。

そろそろまた、眠くなってきました。おやすみなさい。
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by nakadachi2 | 2011-06-26 13:03 | Private
TACT/FEST 2011
今年で5年目を迎えるフェスティバルだが、いよいよ準備が佳境に入りつつある。

このフェスティバルの変遷を整理すると、

2007-2008 国際児童青少年演劇フェスティバル「たこたんフェスタ」として、大阪城周辺の劇場を会場に。主催大阪府

2009 旭区の芸術創造館を中心に子ども文化センターなどと連携して行う。Tactan Festivalに名称変更。主催は実行委員会

2010 旭区の芸術創造館を中心にシアターBLAVA!などの協力を得て。Osaka 演博に変更。

同じとしに、全国の劇場が連携してフェスティバルが移動するネットワークTACT/FESTがスタートする。

2011 大阪もTACT/FESTとして、正式名も国際児童青少年芸術フェスティバルにする。これにより、大阪、びわ湖、松本、東京、新潟を結ぶフェスティバルネットワークとなる。

今年は震災の影響で、参加団体のキャンセルなどがあった。プログラムの変更や、展開する規模の見直しがあり、阿倍野区を中心に開催することが正式決定した。


毎年のように変更が有りながら、このフェスティバルが続いてきた背景には、やはり作品が素晴らしく、毎年人の輪が広がってきたことが大きい。今年も、様々な方々の支えによって、開催できる運びとなった。また、フェスティバルを支えるのは多くのボランティアである。昨年も二百人を越える方々にご参加いただきました。今年ももうすぐ募集が始まります。

いよいよ、夏が来る。やり残しが無いように、今年もできることは全てやり切りたい。熱い汗をかこう!
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by nakadachi2 | 2011-06-22 08:53 | TACT/FEST
毎日のことだから
学校公演の日々が続いている。

先月末、デンマークからの帰国したその足で、大阪市内の学校に直入りして公演を行った。もし飛行機が遅延したらの場合に備えて、もちろん代役は用意していた。自分でもまさか、ヨーロッパから学校公演への直入りができるだなんて、思わなかった。

しかし、実際は無事公演を行うことができた。こういうのは、なにか運命を感じるし、また思い出に残る公演となった。

毎日の公演とは言え、毎日違う観客に観て頂いているわけで、毎日違うのは当たり前。

これを繰り返しだととらえるか、毎日の変化だととらえるかによって、その後の人としての成長は異なる。

日々の公演を一度きりのものとして大切に行ってこそ、より深い喜びが生まれるのだ。

料理を作るのだって掃除をするのだって同じこと。

さあ、今日も楽しもう。
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by nakadachi2 | 2011-06-16 07:54 | KIO
伝聞を信じる怖さよ
見聞きしている伝聞の情報やネット、広告などから受け取る印象が、実際に現地に足を運んでみると、全く違うことに驚く。

妄想の持つパワーは、よく現実を凌駕する。

考えて見れば当たり前である。好きな人を理想化するようなもので、実際に一緒になってから戸惑うようなことと同じだ。

だが、時に想像を遥かに越えた現実に直面することがある。こういうときに、はじめて人は感動するのだ。

だから、結局、足を運ばないことには何もわからないのだ。それがたとえ、どんな結果をともなっているとしても。

劇場に足を運ぶ理由もそこにある。そこに何があるか、わからないから。

話はかわる。

静岡芸術劇場にやってきた。

SPACを中心としたその活動は以前から気になっていた。それが、この度、ふじのくにせかい演劇祭にタニノクロウさんが新作を発表するというので、行ってきたわけだ。

タニノクロウさんは精神科医から演劇に進んだという経歴の持ち主である。

彼の作風は、その独特な精神世界のビジュアル描写が特徴的で、海外から公演オファーも多い。

それはまさに妄想としか呼べない、見てみないとわからない、なかなか文字では表現出来ない世界だ。

なぜなら、言葉による説明がないため、見る人によって、いかようにもとれる表現を取っているからだ。

アフタートークでは、タニノクロウさん自身、自分でも創作過程を忘れてしまったとい旨を話されていたが、それだけ深層に近い感覚で妄想されたということだと思う。

これなどは、まさに人から伝聞されても全く理解不能だろう。もともと理解を目指して創ってはいないのだから。

子どもは理解出来ないということを怖がらない。学びの対象は興味だ。だから、そこに興味さえあれば、理解を越えて学び続けることができる。

逆に言えば、聞いただけの情報でわかった気になるということの怖さよ。それこそが学びの意欲を削ぐ最大の要因である。

わからないから、興味が生まれる。わからないから想像が膨らむ。

わからないを怖がらない。

赤塚不二夫さんは良くいったもの。

それでいいのだ。

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by nakadachi2 | 2011-06-04 17:00 | Others
一般社団法人化のお知らせ
6/1付

本日より、有限会社劇団キオは
一般社団法人KIOとなりました。

代表理事には板尾斎朋いたおまさとも
が就任いたしました。

中立公平は引き続き、芸術監督として
その任にあたります。

関係各位には、今後あらためて正式に
ご連絡いたします。

なお、今年で創立より40周年の節目となる
年を迎えることが出来ました。

これもひとえに、日頃よりご支援ご指導
賜る皆様方のご厚意によるものと、深く
感謝いたしております。

これを機に、こどもたちの側でますます
より良い作品を生み出し、今後の世界に
おける文化芸術の発展に寄与し、邁進する
所存です。

それは、ひとえに人々の暮らしの豊かさに
つながるものです。

社会の中で私たちにできること。
より良い未来のために。

これからもより一層のご指導ご支援を
賜りますよう、お願い申し上げます。

平成23年6月1日

一般社団法人KIO 芸術監督 中立公平
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by nakadachi2 | 2011-06-02 05:27 | KIO