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さて、ここからだ
ワークショップを終え、韓国メンバーが帰国した。

最終日は送別会。飲んで食べての楽しい会だったが、別れの感情が高ぶりすぎて泣き出す韓国メンバーもいた。今回の滞在はお互いへの信頼を深める意味でも、大層意義深いものだった。またこの数日間は非常に内容の濃い時間だったらしい。皆の言葉や充実した表情からも、それをうかがい知ることが出来た。そして今回、ストーリーの大枠とタイトルが決定したようだ。日本語のタイトルはまだ(仮)となるのだが「わたしにさようなら」に決定する公算が強い。すこし意味深で、引っかかるタイトル。

で、次の日にはまたリフォームに突入なのだ(笑

29日に引っ越しも行い、古い事務所にはまったくいかなくなった。しかしまだリフォームは続いている。一応、内装など、見えるところは終わったのだけれど、見えない部分、基礎やら水平やらいろいろと心配な部分が多い。それに外壁も残っている。看板などの工事もある。ああ。。。
でも焦らないでやっていこう。もうほとんどは終わっている。毎日、順番にやるべき事をやる、それだけで順番に物事は過ぎていく。

リフォームをして、何もなかった空間に何かができあがっても、「前からあったみたいー!」とか「前の状態を思い出せない-!」とか言われる。はなはだ残念!人が快適に過ごすためのほとんどの部分が目に見えない部分。努力の大半は当たり前だと思われる。それでも、その目に見えない努力が大切だし、細やかな気配りが大きな差を生むのだ。そう思って頑張っている。

今日は腰をしたたか痛めた。何かを行う変化の度に代償はつきものだ。僕の腰の状態がそれを表している。

今日も本当に寒かったですね。
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by nakadachi2 | 2010-03-28 18:47 | KIO
運気の流れと継続の意味
この何日か、毎日続けてリフォームをやっていました。カナダにいるときからずっと「あれ、どうなっただろう?」とか、ずっと気になっていたので、リフォームをやりたい!という熱がピークにまで達していたらしく、やり出すともう止まらない勢いでした。その甲斐あって順調に進行して、もうすぐ引っ越しが出来る段階にまで来ました!明日で内装はほぼ終了。これからは外装にかかります。

この間、韓国のメンバーは大阪でワークショップをやっています。すごいですね、いろんなことが同時にいろんな場面で進行している。不思議な広がりを感じます。

その広がりを象徴するかのように、キオに新人が三人入ってきました!お知らせはしていませんでしたが、昨年末もデザイナーとして入ってきた人もいるし、海外コーディネーターの人もいるし、急激に人数が増加しています。5月からはYannの入社も決まりました!まさに新人ラッシュといった処ですね。

新しい事務所に移ることは、新しい器に水を入れるようなもの。どのような器に入れるのかで形は変わるし、器の大きさで人の流れも決まる。今年の動きは象徴的なできごとです。今後、この器を舞台に、どのような仕事ができるのか、本当に楽しみです。
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by nakadachi2 | 2010-03-26 05:23 | KIO
東京行き 湯島聖堂どまり
わずか一日の東京出張。会議や会食などが続いた後、お茶の水湯島聖堂近くのホテルに宿泊。明朝はあいにくの雨、と思いきや一転晴れ間がのぞき、駅までの道をゆったりと歩く。僕はこの街に訪れて、ずっと思い出していたことがひとつある。

それは、「檸檬」というさだまさしさんの曲だ。「私花集(アンソロジイ)」というアルバムに収録されている。中学生の頃この曲に出会い、自分より少し大人の恋愛模様にあこがれのような感情を抱いたものだった。

「檸檬」
あの日、湯島聖堂の白い石の階段に腰掛けて、君は日だまりの中に盗んだ檸檬細い手でかざす

梶井基次郎の「檸檬」から着想したであろうこの曲は、一つ一つの情景を描いていく歌詞だが、それが別れゆく恋人達の心情と青春の光と影を見事に表現している。

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三十年近く前に聞いたこの曲の舞台となった場所を訪れたのは今回が始めて。そのことにノスタルジイではないのだけれど、特別な感情がわき起こってきた。

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聖橋をわたり、歴史ある駅の佇まいに贈られながら、短い滞在を終えて大阪へと向かった。僕にはあの頃、檸檬という曲を初めて聴いたような感情はもうなかった。しかし、この当たり前の風景を楽曲へと昇華したアーティストの才能というものにあらためて感動を覚えていた。
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by nakadachi2 | 2010-03-22 07:11 | Others
リフォーム再参加
リフォームに久しぶりに行ってきました!今日は天気も良かったので、外壁を作っていました。なかなかうまくいきましたよ。
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建物は全体的に綺麗になり、明るくなったのでそれはとても素晴らしかった!みんなのがんばりに頭が下がる思いでした。
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しかし、やればやるほど問題ははっきりとしてくるもので、基礎や構造的な弱さ、施工時の手抜きのオンパレードなど、昔の工事のずさんさにあきれるばかり。やはり、施主が工事に詳しくないと、こんなことになるんだなあと思い知らされたような次第です。

果たして大引きなどの敷き換えは素人でも出来るのか?このあたりに挑戦して観たいと思っています。
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by nakadachi2 | 2010-03-17 05:01 | KIO
新しい事務所にうつるまでの経緯
今、リフォームブログでも詳細を伝えているように新しい事務所をセルフリフォーム中です。

この古い日本家屋に巡り会うまで、いろいろと物件を見てきました。手狭だったり、場所が悪かったりと問題があり、これだという物件に出会うことはなかなかできませんでした。

それでも、友人のご厚意でこの場所を借りることが出来て、本当に良かったと思います。案外便利なアクセスだし、静かで、仕事をするだけではなく、物作りにも打ち込めそうなのが魅力です。

僕は海外のアーティストたちと出会い、その創作に触れる中で、このような場所は必要だと感じ続けてきました。生活にゆとりを感じる環境。仕事に追われるだけでは味わえない感覚。

いままでの事務所は小劇場と一体化しているため、始終誰かしらが出入りしている状態でした。しかも、一部屋でさまざまな業務が行われていました。制作事務やデザイン、打ち合わせなどが一カ所で行われていた上、キッチンなども一カ所だったのです。最初の内はそれでも良かったのですが、人が増えてきて賑わいが出てきた頃から、どうしても集中をそがれてしまうという事態に陥っていました。

新しい事務所は部屋数が多く、それらを補える機能を十分に備えています。それでいて、リラックスできる自然にも囲まれている、なかなか素敵な空間です。訪ねてくることは駅直ぐの以前の事務所に比べて時間がかかるかもしれませんが、駅前のひなびた商店街からほぼ一本道だし、のんびり歩くのもいいものです。こういうことひとつひとつが気分転換にもなると思います。

僕はジブリのスタジオやスピルバーグのスタジオが、自然に囲まれた少々不便な場所にあるのを知り、ずっと憧れていました。そこで集中して時にはいろんな情報を遮断することが、物作りをする上では欠かせないことなのだと思っていました。新しい事務所はそのための第一歩なのです。

今月末の引っ越しまで、後何日もありません。でも、入ってからもずっと手を掛けていくことになるだろうと思っています。新しい事務所には薪ストーブも入れるつもりです。街中なのに、なんだか面白いでしょう?

いままでの事務所はシアターカフェとして夏頃、新しくオープンさせます。つまり、今のリフォームが終わっても、まだまだリフォームは続くわけです。こんなことを楽しみながら、みんなで今まで以上に、楽しく物作りをしたいと思っています。
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by nakadachi2 | 2010-03-16 05:02 | KIO
モントリオールから日本へ
ああ、やっと15時間以上の長い長い空路を経て、ようやく日本にたどり着きました!帰国後、最初に食べた寿司の味!醤油や出汁だけで感動物でした。今回は三週間だったので少し長かったですね。でも日本にいる良さを満喫しています。時差ぼけが残っているようでこんな時間に起き出していますが、明日からの日本がまた楽しみです!しかしながら、モントリオールにはほんとうにお世話になりました。出発前のオフに撮った写真をアップしておきます。蔵出しのようなものですが、旅の名残をお楽しみください。

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カフェに入る
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よく、この道を歩いた。冬の間の凍結を防御する薬でぼろぼろになった表面に味がある。
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旧市街へと向かう。
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看板が良い。新事務所の看板もこんな感じに手作りしたい。
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こういうタイルとか壁の感じがいいな。
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この日は土曜日だったので、人も多くランチも賑わっていました。
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旅の最後は暖かいリンゴのシードルで締めくくり。
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by nakadachi2 | 2010-03-16 03:36 | Others
巡り巡るとき
カナダツアー全日程が大好評で無事終了しました!!
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劇場の床に落ちる光の星々を見ながら、この劇場から一年と2ヶ月前に始まった「TRAIN」というプロジェクトのことを考えていました。
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楽屋にある何の変哲もないワードロープが、そのまま列車のセットとして流用され、それが全てのサイズの基本となり、今の作品が出来たわけです。つまり、この劇場に来ていなければ、まったく別の作品に変貌していた可能性もあったわけで、縁というのは不思議だなあと改めて感じた次第です。
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劇場より楽屋へとプレゼントされた果物。
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舞台へと続く廊下
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舞台袖の明かり

暗闇から舞台明かりの中へ入っていくと観客の方々の目線を感じます。トレインは不思議な作品で、おとなもこどもも同じくらいに集中して観てくれました。「こんなことは経験がない」とシアターインクラインのメンバーも口をそろえて驚いていました。この言葉を聞いて、共同制作に取り組んで良かったのだと実感しました。一つの団体では不可能なことが、可能になっていく喜び。これこそが醍醐味だと思います。今回の好評を受けて今後の公演も決まって行くのでしょう。最期にインクラインの倉庫に全ての機材を搬入し終えたのが夜の11時過ぎ。それからアパートに戻って、祝杯を挙げたときには日付が変わっていました。最終日に始めてお互いに胸に秘めていた思いを打ち明け合って、とても充実感がありました。明けて、今日はオフ。明日の日の出前に日本へと旅立ちます。
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by nakadachi2 | 2010-03-14 01:35 | KIO
Laval公演
今日はカナダ公演最終日!LAVALでの2ステージが待っています、では、行ってきます!
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by nakadachi2 | 2010-03-12 21:57 | KIO
日本語上演の夜
Theatre Outremontでの三日間5ステージの公演がすべて終了しました。

昨日の夜のステージは特別に日本語での上演となったため、日本人のお客様が多数ご来場されていました。三回のカーテンコールがあり、公演的にも大成功の夜でした。こんなにも沢山の日本人がモントリオールに住んでいるという事実に驚き、異国での日本人同士の交流に胸が熱くなる思いがしました。
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まだ見ぬ主人を待ちわびるような客席。
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とても大きな仕事をしたゴーシュくん。

僕はこの劇場がとても好きでした。街の雰囲気も落ち着いていてとても気持ちが良かったです。またいつか、この劇場で公演できたらと思っています。それは二年後、おそらく2012年あたりになるかもしれません。
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劇場近くのユダヤ教会。

晴らしを終えて、帰宅したのが夜11時。それから食事をとって、劇場から贈られたワインを手に祝杯をあげました。幸せで充実した夜でした。

今日は朝から次の劇場仕込みが待っています。
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by nakadachi2 | 2010-03-10 21:04 | KIO
モントリオールのパペットフェスティバルに参加する
劇場入りしました!

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早速、ポスターを発見!これはカナダバージョンです。
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今回はモントリオールのパペットフェスティバルがこちらでの初日となりました。その後、同じ会場で4公演行います。
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こちらの劇場はユダヤ系の人々が多く住む高級住宅街の一角にあり、700名ほど収容できる歴史のある劇場です。とても良い雰囲気で、普段も良い作品が数多く上演されている場所です。
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劇場内部。まだ前の団体がdesetの最中。
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このブログを書いている段階で初日二日目と終了しました!初日はフェスティバル関係の大人達に大好評!二日目の学校招待公演も普段騒いでしまうこどもたちにも、非常な集中力で観てもらうことが出来、先生も驚かれていました。「私自身も感動した」という先生の談に、私たちもほっと胸をなで下ろしたのでした。

今日はこれから三日目の公演があります。そのあとはMONTREALから移動して、LAVALの劇場へと向かいます!
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by nakadachi2 | 2010-03-09 21:03 | TACT/FEST