カテゴリ:TACT/FEST( 169 )
いつになったら飛ぶんだろう レゴランドの近くにて
相変わらず、ヨーロッパに留め置かれています(苦笑。空港近くのホテルはLEGOLANDの真横に位置していて、ここに遊びに来たのなら最高の環境だと思います。キャンプ施設なども併設しており、一日遊べる滞在型テーマパークです。
http://www.legoland.dk/

a0014658_15235856.jpg


もちろん泊まっているのはレゴランドホテルではありません。となりのきちんとした宿泊費のかなり高いホテルです。でも航空会社が負担してくれました。こういうことを考えると、ものすごい損失を出しているのだろうと、今回の火山の影響を空恐ろしく思われます。
a0014658_1525566.jpg

泊まっているホテル。二階建て。地下もある。

今日は雨の予報でしたが、朝からとても良い天気です。飛ばないのが不思議なほどですが、仕方がないのでホテルでスカイプやメールなどを使って仕事をしています。本当に便利な時代ですよね!こういうときにはつくづくありがたさを思い知らされています。

a0014658_1528449.jpg

[PR]
by nakadachi2 | 2010-04-20 16:19 | TACT/FEST
つながりは更に深く
あっというまにフェスティバルも終盤にさしかかった。今年はあまり観るべき新作は少なく、旧作が続けて上演されているという印象を抱いた。それでも今年、デンマーク特集と題して、大阪のフェスティバルに4団体招聘するため、その打ち合わせと海外ゲストとの交流に明け暮れる日々だった。こういった世界規模のフェスティバルには一堂に介している状態で一気に事が進むという便利さがある。尚ぶるに再会する顔も多く、ああまたこの場所に帰ってきたという気持ちになれた。
a0014658_18275452.jpg

写真はメイン会場の一つとなったミュージックハウス。

この段階で18日の便に乗れない見込みが濃厚になっていた。アイルランドの火山噴火活動の影響がヨーロッパ全土に及び、ここデンマークも例外ではなく、飛び立つ予定のBillund空港も閉鎖状態になっていた。不幸中の幸いにも、僕の場合は航空会社がホテルを用意してくれたので、今のところは便も変更でき事なきを得ている。しかし、この状況が長引くとどうなるのかわからない。

a0014658_18395277.jpg

こんな状況を見て気遣ってくれたのか、全く関係がないのかは知らないが、昨年フェスティバルに招聘した「さようならマフィンさん」の劇団リフレクションがディナーに招待してくれた。ハーバーにあるレストランは日暮れになるとパーフェクトブルーな光をまとっていた。僕らはそこでワインを飲みながら何時間も語らった。どこかの部屋でパーティがなされているのか、ものすごく料理の出てくるのに時間がかかったが、そのぶんだけ沢山話をすることが出来た。写真のリズはマネージャーで、男の人はこの劇団の代表も務めており、彼の作品「ジョージおじさんの小さな箱」をこの夏、招聘することも決定している。

こうして、Esbjergでの日程を終え、翌朝Billundへと向かった。来年はデンマークとスウェーデンの共同開催で、児童賞少年向け演劇のオリンピック「ASSITEJI WORLD CONGRESS 2011」が行われる。いま、その主催メンバー達が世界中を駆け回って作品を選んでいるところだ。来年もまた楽しみなデンマークである。
[PR]
by nakadachi2 | 2010-04-19 18:52 | TACT/FEST
フィールドワークに出かける
a0014658_1864812.jpg

というわけで、食事を終えた我々は外へと飛び出し、フィールドワークへと出かけた。我々が立っているのは元々は海だった場所だが、今は海岸線が遠のいて陸地になっている。ここに春を迎えると渡り鳥たちがやってきてえさをついばみ、卵を産む。
a0014658_189755.jpg
a0014658_1893774.jpg
a0014658_1810446.jpg
a0014658_18104961.jpg

海の向こうは隣の国。そこから海を渡って風が吹き寄せる。
a0014658_1812291.jpg
a0014658_18122834.jpg

ここは国立公園でハンティングなどは禁止されている。風の音しかしない場所。

それにしても今年のフェスティバルは、凝っているなあ。
[PR]
by nakadachi2 | 2010-04-19 18:13 | TACT/FEST
色んな楽しみ方を提供してくれるフェスティバル
次の日、僕らはインタナショナルランチへと招待された。それにしてもこういうイベントが多いのもこのフェスティバルの特徴だ(笑 そこには海外からのゲストをもてなすぞという気迫のようなものが感じられる。このランチは市が主催したもの。Esbjerg名物の海を向く四人の巨大な男達の像
a0014658_17255118.jpg
(写真では二つしか写っていませんが)をバスで横目に眺めながら、海辺のレストランを目指す。
a0014658_1725156.jpg
a0014658_17264082.jpg

中に入ると暖炉が赤く燃えている。外は海辺で風が強くあまりにも寒いので、みなほっとした顔をして暖炉の蕎麦へと寄り添う。このレストランは国立自然公園内にある特別な施設で、普段は子ども達も自然学習などで多数訪れる。自然の中で行うアートなども公開されている。今日はスペシャルなランチだとレストランの皆さんも誇らしげ。
a0014658_17414269.jpg
a0014658_1742877.jpg


そのスペシャルがこれ↓
a0014658_17425786.jpg

特別ゆで卵だ(笑 板東英二か! この卵から黄身を取り出し、そこにタバスコ、カレー粉、胡椒、ソースなどを入れて、そこに黄身を戻して口に放り込む。これがスターターになってランチが始まった。

こうして食事を楽しんだ後、私たちは海岸沿いの自然探索ツアーに出かけることになった。だから寒いって!これは次回に続く。
[PR]
by nakadachi2 | 2010-04-19 17:51 | TACT/FEST
デンマークビッグフェスティバル ミステリーツアー
a0014658_16493668.jpg

今年もやってきましたデンマーク!世界最大と呼び声の高い(というか自分たちで名乗っている(笑)このフェスティバルは毎年デンマーク国内で場所を変えて行われる。今年の開催地はEsbjergという港町。
a0014658_16502285.jpg

毎年、デンマークの国内劇団だけで行われるフェスティバルがこれほど世界中の注目を集めるようになったのは、なんといってもその規模だろう。週末の三日間で170演目が繰り広げられるこの祭典を観るために、世界中からの芸術監督や劇場プロデューサーが集まってくる。今年も20数カ国の海外ゲストが来た。

ゲスト達をもてなすために用意されたインターナショナルディナーは、バスで30分ほど移動した小さな街。古い街並みが美しい。
a0014658_1734997.jpg
a0014658_1741122.jpg

このレストランはとても歴史のある場所で、プリンスも訪れた特別なレストランなんだと説明があり、乾杯へと続く。立って話しているのはフェスティバルの主催者の一人ヘンリック。
a0014658_1761561.jpg


各国の言葉で何度も乾杯をしたり、シーフードを楽しんだ後、僕らは外に出るように言われた。促されるままに外へと出ると、海からの風が温まった身体の体温を一気にはぎ取りにかかる。我々は25人ずつの集団に分けられ、そこからミステリーツアーと題された街の探検へと出かける。なんとも不思議な接待だ(笑 とても星が美しかった夜。

[PR]
by nakadachi2 | 2010-04-19 17:12 | TACT/FEST
モントリオールのパペットフェスティバルに参加する
劇場入りしました!

a0014658_20541811.jpg

早速、ポスターを発見!これはカナダバージョンです。
a0014658_2054366.jpg

今回はモントリオールのパペットフェスティバルがこちらでの初日となりました。その後、同じ会場で4公演行います。
a0014658_2054529.jpg

こちらの劇場はユダヤ系の人々が多く住む高級住宅街の一角にあり、700名ほど収容できる歴史のある劇場です。とても良い雰囲気で、普段も良い作品が数多く上演されている場所です。
a0014658_205598.jpg

劇場内部。まだ前の団体がdesetの最中。
a0014658_20552939.jpg


このブログを書いている段階で初日二日目と終了しました!初日はフェスティバル関係の大人達に大好評!二日目の学校招待公演も普段騒いでしまうこどもたちにも、非常な集中力で観てもらうことが出来、先生も驚かれていました。「私自身も感動した」という先生の談に、私たちもほっと胸をなで下ろしたのでした。

今日はこれから三日目の公演があります。そのあとはMONTREALから移動して、LAVALの劇場へと向かいます!
[PR]
by nakadachi2 | 2010-03-09 21:03 | TACT/FEST
Our performance infomation
Currently, we are performing our show which we created with theatre Incline, called 'TRAIN, Travelling with Miyazawa', in Montreal and Laval.
Dates:07/mar 16:00h,08/mar 10:00h&13:00h,09/mar 10:00h&19:30
Venue;Theater Outremont

Dates:12/mar 10:00h&20:00
Venue;Maison des arts de Laval 1395,boul.de la Concorde Ouest,Laval


It would be more than great if you could come and see our performance.
Please let me know if you can make it. Looking forward to seeing you in soon.

Best wishes,
Kohey Nakadachi
[PR]
by nakadachi2 | 2010-03-07 21:35 | TACT/FEST
稽古場を離れる
稽古場を離れ、これからは本番の会場に入る。稽古は昨日で全予定を終了した。まだ本番を迎えていないので観客の反応はしれないが、昨日はランスルーにモントリオールの劇場ディレクターが観に来てくれた。こういう風に、劇場の監督ができばえを観に来て買い付けをするというのも日本には無い感覚で新鮮だった。

稽古最終日の朝、アパートの前で
a0014658_252549.jpg


劇場までの道のりを地下鉄の駅から歩く。この劇場へは地下鉄の移動が多かった。僕は車移動よりもこの方が好きだった。このあたりの街並みは、経済的に貧しい人たちが住んでいる場所。モントリオール市内にもホームレスは多い。
a0014658_2524733.jpg
a0014658_25404.jpg


道具の塗りを仕上げに来てくれている人。
a0014658_2561854.jpg

今回から登場した人形です。
a0014658_2572898.jpg

a0014658_2581291.jpg

稽古最終日の劇場を出たところ。夕暮れに洗濯物がはためいている。
a0014658_2584252.jpg


今回はモントリオールで開催されているパペットフェスティバルにも招待されている。この写真はパーティの様子。カナダに来て、いろんな国の人と話せるのはうれしい。僕らの出演はフェスティバル最終日だ。今日は夕方から劇場入りです!
a0014658_259299.jpg

[PR]
by nakadachi2 | 2010-03-07 03:01 | TACT/FEST
ニュルンベルグでは前回と同じホテルレオナルドに泊まった。
a0014658_932929.jpg
ニュルンベルグにはフェスティバルのために二年ほど前に来たことがある。Punapkinと名付けられたこのフェスティバルは、ムンピッツ劇場とそのレジデンスカンパニーのメンバーが中心となって、二年おきに開催されている。ヨーロッパのディレクターの間でも信頼のおけるフェスティバルとして名高い。ぼくもここに来ると多数の友達がいるので、みんなと会うのが楽しい。
a0014658_9361385.jpg
a0014658_9362473.jpg
a0014658_9363861.jpg
a0014658_9364888.jpg
a0014658_937365.jpg
a0014658_9371918.jpg
着いたその日に2本の作品を見て、翌日は4本を見た。二日目のパーティではバンド演奏などがあり、手作りの料理とダンスなどで夜中まで皆盛り上がっていた。そして、三日目の朝僕は帰途についた。
a0014658_9391283.jpg
空港でフライトを待つ時間にソーセージを肴にビールを飲んだ。付け合わせのポテトは主菜か!と突っ込みたくなるほどの量だった。持ってきてくれたウエイトレスは「ソーセージと、ビールね」と言いながらウインクしてくれた。そんなわけで、今回は少しだけ親しくなれた気がしたドイツだった。
a0014658_9392441.jpg

[PR]
by nakadachi2 | 2010-02-17 09:44 | TACT/FEST
フェスティバル文化の果たす役割とは?文化外交を考える
韓国は冬の児童青少年国際フェスティバルに来ています。ここソウルでは、ASSITEJI主催のフェスティバルが年二回夏冬に開催されていますが、どちらもスポンサーが違うのです。冬のフェスティバルは韓国若者文化の中心である大学路を会場にしています。大学路は相変わらず活気がありますが、数年前の新規ビルディング工事ラッシュだった頃に比べると、格段に落ち着いた印象を受けます。日本と同じように欧米文化もすんなりと根付いているよう。カフェでお茶をするカップルが当たり前のようにいる文化に変貌してきました。

僕らは今回6名のメンバーでこのフェスティバルにやってきました。僕は会議やシンポジウムなどの仕事がありましたが、他のメンバーは純然たる観光です。生憎、冬のフェスティバルはインタナショナルの参加が二団体と少なく、作品を沢山見るという目的はかないません。なので、みんなも思い切って観光を楽しんでいます。僕はこちらの友人達の歓待を日々受けながら、韓国焼酎とおいしい料理に舌鼓を打ち続ける毎日です。どうしても韓国に来ると食べ過ぎてしまうので、胃袋の調子と相談しなければならないのですが。

昨日は2002年にキオが公演をした場所、ソウルの国立劇場に芝居を見に行きました。久しぶりに訪れたその場所には、青少年向け作品専用の劇場が二つも出来ていました。その上、現代演劇を俯瞰してみることのできる博物館まで常設されています。文化観光に対する韓国の本気度を目の当たりにして、垂涎の思いでした。現在、韓国中国は猛烈な勢いで観光立国を推し進めています。その一環として文化外交というのがきちんと位置づけられているのです。北欧などもものすごい予算がアジアへの文化外交戦略費として国家に計上されています。日本がこれから遅きに失しないようにしなければなりません。文化のよる外交戦略というのは一見すると不思議な気がします。しかし、文化という軽々と国境を越えていく者達が、真の国際交流を推し進めているという側面は明らかであり、その意義を熟知している様々な国々が、国力を投じて施策を推し進めているわけです。ここ韓国で夏冬のフェスティバルが開催され続けているというのも、国家的な予算が下りていないと出来ないことなのです。

夜にはレジデンシィプログラムの公演が上演されました。これは韓国にアジア各国のアーティストが三ヶ月滞在し、作品を作り上げるというプロジェクトです。ベトナム、インド、日本、韓国、台湾のアーティストたちが韓国の全面的出資により参加します。聞けば、最初の一ヶ月間は正しい韓国文化を勉強するために費やされるそう。まさに韓国文化の伝道師を他国のアーティストを使い養成しているのです。もちろんこの後、彼らは自国に帰り、その伝統を継承させようとするでしょう。これこそがまさに文化友好外交の一端に他なりません。またこのことで欧米諸国でも受け入れられる事になれば、アジア全体の成功の牽引車となるわけです。まさに少額の投資で効率の良いアピールができるわけで、日本も手をこまねいている場合ではなく、一刻も早く手を打たなければならない状況と言えるでしょう。このことは、中国なども盛んに取り組んでいます。スウェーデンがインドネシアの劇団に投資をしている例もあり、世界規模で行われていることが確認されています。僕は韓国に足を運ぶ度、日本はどうするのか?と自問自答し続けています。日本は何を重要視して将来的な施策を行うのか。日本は世界にたいしてどういう存在感を果たすのか。私たち民間的文化外交ももちろん重要ですが、国と向かい合う度、その微力さと向き合うことにもなります。官民協力してのやり方をもっと模索していく必要がある、それがまた日本らしいやり方なのだと思います。

海外に出るたびに、自分が日本人であるということを自覚する日々です。その上でこれからはより国際人であらなければと思います。
[PR]
by nakadachi2 | 2010-01-10 08:59 | TACT/FEST