カテゴリ:TACT/FEST( 169 )
アシテジの今後について
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アシテジ世界大会デンマークとスウェーデンの共同開催は、北欧の天気のように、クルクルと情勢が変わる、非常な変化を伴ったものだった。

写真は、昨日に行われたクロージングパーティーの模様。

その中でも最大の変化となったのは、アシテジが担って来た、国の代表であるという意識がなくなり、文化団体らしい横のつながりを重視したことだろう。

つまりこれはどういう事かというと、今まで国の中に一つだったアシテジが、一つでなくてもある一定の条件を満たせば参加できるとなったのだ。

例えば、台湾など今まで参加できなかった地域も参加できる。この流れは国から都市へ、より個の関係へと移行する事を意味している。

同時に、単なる機関としてのアシテジではなく、より実行を伴った組織になるということだ。例えばフェスティバルをやっている、事務局機能が完全であるということが求められる。

事実、名前だけの参加であった国は、今回数カ国が除名処分という結果となった。

この変化は正直、大き過ぎて、面食らっているのが印象だ。おそらく、相当の根回しが事前にあったのだと想像にかたくない。

この結果が、どういう未来をもたらすかは、年月をある程度経ないと、その判断は難しい。

しかしながら、これで今までのアシテジ日本が担って来た役割も岐路に立たされていることは間違いない。これからの判断は、今後の日本センターの存続に関わる。

しかし、時間は待ってはくれない。早期の変革の波が来ていることは間違いない。
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by nakadachi2 | 2011-05-29 17:40 | TACT/FEST
デンマークのこどもたち
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デンマークのこどもの劇場の写真。

ありとあらゆるところに手作りの工夫があって、とても観ていて楽しい。

こどものことを本当に真剣に考えている。

素敵だよな。

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by nakadachi2 | 2011-05-27 18:33 | TACT/FEST
マルメの街
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初スウェーデン上陸となった。

デンマークのコペンハーゲンからスウェーデンのマルメまで、列車で三十分。

始めて訪れたマルメは清潔感のある街。街中には、写真のようにフェスティバルのフラッグが風に揺れている。

街中に売られている小物なども、本当にセンスが良くて、楽しい。

マルメは良い街だ。
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by nakadachi2 | 2011-05-27 00:30 | TACT/FEST
Assiteji world congress 2011
海外に来ている。今回はデンマークのコペンハーゲンとスウェーデンのマルメである。

今年は彼の地でアシテジ世界大会が催される。それに参加する。

今はフィンランドのヘルシンキにいます。飛行機が飛ばないので、待ち時間がたっぷり。

もうこういうトラブルにも慣れっこで多少の事なら慌てない。

結局、3時間後に無事飛んだので良かった。

コペンハーゲンに着いたのは夜9時頃。雨が降っていたが、まだ空は明るかった。さすがは北欧の国。

ホテルはチボリの真裏にあたる、コペンハーゲンセンター駅からも近く、大変便利な立地。

すでに、いくつか作品を観た。久しぶりに知り合いの顔も多く、嬉しい。

また、ブログも書きます。
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by nakadachi2 | 2011-05-22 23:35 | TACT/FEST
Remis childrens festival
Remisの街に入った。

こちらでは毎年、この三月の末に、こどもたちに向けてのフェスティバルを行っている。

Nancyは、どちらかと言えば郊外にある、いわゆるベッドタウンのような街だった。

比べると、Remisは古都金沢のような文化と歴史が感じられる風光明媚な印象を受ける。

僕たちが公演を行うのは、駅から程近くにある、メイン会場として使われている劇場。

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建物は古いモノを再利用した感じだが、スタッフはよく動き、システムはしっかりしていて、使いやすい劇場だ。



このフェスティバルには、主にフランス語圏から、30くらいの団体が来ている。

演劇はもちろんだか、ダンスやサーカスまであるのはお国柄を感じさせる。

昨日の夜はサーカスを見た。一人でやるサーカス。照明や音響までも一人でやっていた!

孤独じゃないのだろうかと、いらぬ心配をしてしまったよ。

オールドスタイルのサーカスだったし、年配のおじさんだったけど。

頑張っていたので、観客は大拍手だった。

頑張るってのは大事だね。たとえそれがひとりでも。



公演を観て、劇場に戻るとトラブルが発生したと!

なんと、コンピューターが壊れて、映像が出ない!

何度もトライしたが、僕のPCに対する理解などではとうてい歯が立たない。

結局、夜中まで粘ったが撃沈。

それでも気持ちを切り替えが直ぐに出来た。

その分、演技で頑張ればいい。

照明や影絵など、やれることは他にも沢山あるのだから。

もともとTrainは、人形、影絵、映像、生演奏など、てんこ盛りの作品。

どうにかなるさの精神で乗り切ろうと思います。



我々は、このフェスティバルにとって、日本からはじめての劇団だそう。

さあ、今日が初日です。はじめての名にふさわしい公演をしたいと思います。
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by nakadachi2 | 2011-03-27 01:55 | TACT/FEST
アシテジソウルセンターの冬のフェスティバルに参加する
1月の8日からソウルへと飛び立った。アシテジソウルセンターのWinter Festivalに参加するためだ。最初の数日は海外からの招聘作品、韓国の優秀作品を観る。その間に平行して、旧交を温めたり、ATYAの会議に出席する。

その後の数日は招聘されたみどりのかいじゅうの公演と連日のワークショップなど。割と忙しい。いろんな人が会いたいと言ってくれるので、そういう予定も入る。考えてみると、最初にソウルを訪れてからもう十年にもなるのだ。その間、さまざまな隣人と出会ってきた。

ソウルの気温はマイナス11度。これを書いている現在ではマイナス20度とも言われている。まさに厳寒のソウル。ホテルから一歩外に出るだけで一気に体温が奪われる。地面は溶けた雪がまた冷えて凍っている。耳が風でちぎれるほど痛い。その中を凍えながら歩いている。

もうすぐ日本に帰ります。今回の旅でもいろんな事を感じました。それはまた、今後に反映されると思います。
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by nakadachi2 | 2011-01-16 08:46 | TACT/FEST
高知県立美術館に行った
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秋の良き一日、飛行機で一路河内龍馬空港へ。市内まではバスで30分ほど。あっという間にはりまや橋である。そこから、風情たっぷりの路面電車に揺られて、高知県立美術館へ。
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美術館は水路に抱かれるように立っていた。周囲の自然とも調和を促す和風建築のような屋根が印象的だ。
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この日はベルギーのアーティスト「ヤンファーブル」による舞台芸術の公演があった。内容もとても良かった。高知県以外の観客も訪れていたらしい。
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県立美術館の入り口。美術館では「話の話」の展示が行われている。いいね、このセレクション。
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水路だけではなく、建物全体が水面に浮かぶように立っている。そんな美術館だ。ある意味、宝物のような別天地を感じさせてくれる、そんな場所。
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by nakadachi2 | 2010-10-01 11:00 | TACT/FEST
鳥取の砂浜と白い烏賊の甘さ
鳥取県に行ってきた。
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週末、鳥取県鹿野の鳥の劇場が行っている「鳥の演劇祭」に参加するためだ。
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海は蒼く、砂浜は真夏を思わせる暑さだった。海辺で戯れる若者達も、ゆく夏を惜しんでいるようにはとても見えない。
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せっかく鳥取に来たのだからと、市場に立ち寄り、その場で生牡蠣を開けてもらい、白いかを刺身にしてもらった。絶品だった。
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by nakadachi2 | 2010-09-06 17:27 | TACT/FEST
韓国 第一回 BabyDramaFestivalに行ってきた。
韓国に行ってきた。

当初は、あいにくの雨模様だったが、二日目を過ぎたあたりから晴れ間が出て、とても過ごしやすくなった。北海道と同じくらいの気候なのか、日本の(特に大阪の)暑さに比べると、その快適さといったら無い。

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今回は、ウジョンブゥ市で開催された「BabyDrama FESTIVAL」に参加してきた。このフェスティバルは今年初めての開催。BabyDramaというとまだ馴染みがないかもしれないが、要するに「0歳から3歳児くらいまでの子ども達に向けた舞台芸術」だ。写真は、その創作に関連したスゥェーデンから来たスザンヌのワークショップを。非常に論理的な説得力のあるワークショップで、彼女のワークショップを受けることのできた韓国の演劇人は幸せだろう。他に、シンポジウムなども充実していた。

僕はATYAの会議などに出席。明らかにアジアの児童青少年演劇の盛り上がりを実感する機会となった。これから世界中で潮流となるであろうBabyDramaの分野で、そのフェスティバルをいち早く開催した韓国の慧眼に恐れ入った。アジアの文化芸術外交は、攻めの姿勢で常にかくあるべしと思い知らされた。

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毎日の続く宴会と一気飲みの連続でへとへとになったが、飲み会までまさに熱い感情のぶつけ合いで日本も負けていられないところだった。幸い飲みでは負けることはありませんでした(笑

それにしても、今も世界は片時も留まってはいないと感じる。常に我々も動き続けていかなければならない。
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by nakadachi2 | 2010-09-01 16:32 | TACT/FEST
東京フェスティバルとハンナとハンナ
OsakaでのTACT/FESTIVALを終え、残った膨大な片付けものもそこそこに、すぐに東京へ向かわなければならなかった。TokyoのTACT/FESTIVALでのシンポジウムに出席と、プロデューサーとして「ハンナとハンナ」公演を見届けるためだ。

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東京芸術劇場では「ひつじ」たちが頑張っていた。地下のアトリウムでの公演。劇場スタッフの汗を流している姿や真剣なまなざしを見ているとどういう気持ちでフェスティバルに取り組んでくれているのかが伝わってきて、胸が熱くなった。「ひつじ」たちも台風一過の異常な高気圧の中、暑さをものともしない集中力で目の前の観客と対峙していた。最終日の公演まで噂は噂を呼び、ツイッターなどでも爆発していたと聞いた。このような広がり方はさすがに東京だなと思わざるを得なかった。その他の公演も素晴らしい評判で迎えていただいたようだ。この盛り上がりは、酷暑でお盆期間という悪条件を跳ね返して、最終日まで尻上がりに上がっていった。

一方、同じ東京芸術劇場と同じ池袋に位置するあうるすぽっとではマナカナによる二人芝居「ハンナとハンナ」の幕が開いた。
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ロビーに所狭しと花が並ぶ雰囲気に押されながら、日々向上していく二人の芝居とお客様の熱意に励まされながら、幸せなカーテンコールと千秋楽を迎えることが出来て、ほっとした。その後は両会場の打ち上げのはしご。海外へと帰る団体との別れを惜しみながらの酒宴は深夜まで続いた。

明くる日は、一日をかけて帰阪の途についた。久しぶりの車での移動。もう過去何年も行っていなかった東京での公演が、今回このような形になるということを僕は想像だにしなかった。これで7月から始まった祭典は全ての公演を終え幕を下ろした。だがこれで終わったわけではない。すでに来年の話が各所で始まっている。総括と新たな体制作り。それが急務だ。
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by nakadachi2 | 2010-08-17 08:12 | TACT/FEST