今自分が何をしているのかについて
デンマークにいて、僕が何をしているのかというと、毎日作品を観て選ぶことも重要なんだけど、それ以上に海外に向けての広報活動といった側面もあるわけです。具体的にはフェスティバルの情報や日本の現状などもこうやって、人と直接で会わないとなかなか伝わらないわけで、そういう意味でも海外に出ておかないと情報の交換というのが無いわけですね。これだけインターネットが普及した世の中でもやはり直接コミュニケーションをとるというのは一番重要なわけです。

というわけで毎日がんばっている自分撮りを一枚。今日はここからはじまります。
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毎日数作品を観るというのは、結構な集中力を要します。観てもらいたい側にとってはまさに必死なわけで、当然売り込みもあります。そういう風に直接話しかけられたたり、お世話になった人の作品を観るのは当然ですが、時には作品のできが悪くて話すのがつらいこともあります。また逆に、いい作品に出会ったときはものすごくうれしくなります。終演直後の感動と興奮で相手に出演交渉をするわけです。当然、こちらの感情が伝わりますから、単なる交渉ごとではなく「ああ、この人は本当に自分たちの作品をよく思ってくれているんだなあ」と思ってもらえます。こういうことが重要なんです。やはり、みんな人間だから気持ちが動かないと、お金だけの価値観ではなかなか人は動いてくれません。だからこそ、実際に観て、話して、交渉することが必要です。
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駅前の屋根の上にある巨大なフェスティバルのフラッグ。

僕は基本的に人と出会うのが好きです。さまざまな文化に触れるのが大好きです。そういう僕に、この仕事は大変向いていると思います。惜しむらくは、この仕事をしていると、いくら海外を訪れてもフェスティバル以外には、なかなか観光などに行けないことです。今回もコペンハーゲンのすぐ近くの町にいますが、あまりにもフェスティバルの日程が詰まっていて、とてもそんな余裕はありません。中には観光をする人もいるのかもしれませんが、僕はなるべくなら一本でも多くいい作品に出会いたいので、残念ながらそれもできません。
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ドイツから招聘されていた作品。仮面劇で男性三人だけで上演される。舞台裏が舞台という作品。言葉は一切出てこない。ある意味驚異的な作品。

というわけで、今回は少し自分を中心に語ってしまいました。次回からはまたこちらからいろいろレポートをしたいと思っています。
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by nakadachi2 | 2009-04-23 13:28 | TACT/FEST