RAWで撮影してはみたものの
今まではJPEGで撮影をしていて、今ひとつ画像に不満があった為、えい!とばかりにRAW画像に挑戦してみた。なんて大袈裟に言ってもちょっと設定を変えただけなんだけどね。それで今まで使っていた画像変換を試みてみたらうまくいかない。画像が荒くて使い物にならないのだ。あれ?なんでだろう?元の画像はとても美しいのに。そんなわけで今回、画像はありません。また研究してみよう。それ以外にもあまり撮影をしなかった理由はある。昨日は雨模様だったんだ。

僕は海外には基本的に傘を持っていかない。理由は荷物が嵩張るのと(洒落じゃないけど。こういう字を書くんだね)、海外の人は小雨くらいでは傘をささないからである。ただ、人間はそれで良いとしてもカメラを撮るって場合にはそうはいかない。機械に向かって「小雨くらいだからがんばんなさい」なんて言ったって、それこそお話しにもならない。というわけで、あまり撮影はしなかった。小雨模様は一日中続き、そのなかで劇場から劇場へと足を運んだ。

こちらの地面はアスファルトじゃなく大体が石畳というか、レンガ畳みだ。当然、長年立つと地面はぼこぼこに傾斜がひどくなるが、それはそれで歩きにくいだけで味があるというもの。オランダには自転車が多いので、専用道路が歩道よりも広く造られている。それ専用の駐車場もある。車は車、自転車は自転車、鉄道は鉄道、歩行者は歩行者とちゃんと住み分けられているのだ。そこらあたりがいい加減な日本とはえらい違いである。アスファルトなんか耐久性がないからすぐに工事となる。こういう使い捨てが当たり前な日本と、きちんと使い切る直して使うヨーロッパとは、長年にわたる文化の蓄積が違う。それは街並みに現れる。

ここユトレヒトにも水路がある。「世界は神が作った。でもオランダはオランダ人が作った」と言われるゆえんだ。水路の脇にはレストランがある。増水なんかして大変なことにならないんだろうかと思うような水面すれすれに作られている。建物は低くて、眺めが良い。当然のことながら電線は地下に埋められている。風景は文化である。風景を大事にしない国は、人々の日々の営みを大事にしない国でもある。
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by nakadachi2 | 2008-03-31 13:10 | TACT/FEST