ニュルンベルグのフェスティバルに行った!#4
この日はあと二本観る予定だったのだが、なんだか長時間歩いたせいかものすごく眠くなってしまったのでホテルに戻る事にした。今夜はフェスティバルパーティが終演後の21時からあるので体力を温存しておく。だが一旦眠りにつくと起きることが出来なくて、結局ルームコールで金さんに起こしてもらうまで目が覚めなかった!慌てて日本から持ってきた酒や焼酎、食べ物などの袋を抱えてホテルを飛び出す。本部のある先ほどの劇場までは地下鉄で一駅の移動なので、それでもなんとかパーティの開始に間に合うことが出来た。正式なディナーパーティらしいのだが、机の上には本当に簡単なつまみのみ。仕方がない。ここにいるのは何せヨーロッパだけじゃない、世界中から人たちが集まっている。その数は大抵じゃない。これを用意をするだけでも大変なのだ。主催者に感謝!ちなみに僕の皿の上はこんな感じ。
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ほら、文句もなくみんな食べてる。食物にどうのこうの言うのはアジア人が圧倒的に多い。自分とて号にいれば郷に従えである。例え、ライスが塩ゆでされていようが、野菜がスパイスでクリーミィに煮込まれていようが。
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そのうち、今回のプログラム作成者である彼女が挨拶にたった。このあとサキソフォンとキーボードのブルースジャズ演奏があり、次第にみんな盛り上がっていく!
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この時、我々のテーブルに現れたのが、昼間見たクロアチア作品の出演者の彼女。名前は月村さんといい、青年団という劇団に今も所属している女優さんである。文化庁からの海外派遣で一年間クロアチアに滞在する間、昨年の9月からで今回の作品を作り上げたのだそうだ。

彼女は「児童青少年演劇がこんなに面白いと知らなかった」といい、「自分も日本でも作りたい」という。そのとおりだと思う!世界の児童青少年演劇は面白い。多種多様な表現があり、シンプルで、軽々と海を越えていく。「東京の、大人向けの演劇はどんどん難しくなってきている。私はそれは間違っていると思う。」と彼女は言う。はげしく同感!こういう人たちが子どもたちに対する目線で、大人にも世界にも通用する表現に向かうようになるのはとてもうれしい!
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そうするうちにみんなが僕に写真を撮れという。やはり大きな一眼レフを抱えているので目立つのかな。フェスティバルで出会う顔ぶれは知り合いが多い。写真中央はアシテジ会長のウォルフガング氏。今回はインドからも何人かがこのフェスティバルに参加していて、アジアも動いているのだと痛烈に感じる!
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パーティはまだまだ終わらないが、踊りが始まった頃、僕は会場を抜けて外に出た。劇場のほとりにある池が寒さで凍り始めている。そんな風景を見たのは久しぶりだ。きれいな星空もそう。この時、僕はしみじみと感じ入っていた。人間が月にたどり着いたように、ありえないと思われたことが現実になるのだ。これからももっと夢をみよう。未来を思い描くことは、実はひどく現実的なことなのだから。
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by nakadachi2 | 2008-02-17 14:42 | TACT/FEST