ニュルンベルグのフェスティバルに行った!#2
ホテルから歩いて5分ほどの場所にある[Kari]シアターで見た演目はニュルンベルグの劇団ソルト&ペッパー(僕のドイツ語読みはかなり怪しいので、あまり信じないでください)による2人劇。台詞はなく、大小の男がそれぞれ、工夫を凝らして遊ぶ。残念ながら写真は撮らなかったが、舞台上には砂や水やスプレーなどがまき散らされ、終わったときにはかなりの惨状となっていた。こういうのは日本の劇場だとまずOKが出ない。そういう意味で思い切りが良い。

ホテルに戻って、金先生と合流。二人で次の芝居をまつあいだ、辺りを散策する。ニュルンベルグはいわば城下町の感じで、城を中心として放射状に街が広がっている。巨大な城壁の中にも街がすっぽりと収まっている。フランスのアビィニヨンと同じような感じ。古い物と新しい物のバランスがとても良く、街のどこを切り取っても絵になる。そのまましばらく歩くが、なかなかお目当てのの地元料理を出すレストランが見あたらない。ニュルンベルグは名物の小さいソーセージ「ニュルンベルグソーセージ(そのままやないか)」があり、それを目当てにピルスナーを飲もうと待ちかまえているのだが、あるのはピザばかりで(ほんとうにイタリアンは世界中にある)かんじんの地元レストランがない!考えてみれば、地元民にとってはイタリアンでもハンバーガーでも変わりないわけで、こういうのは観光客だけが求める店なのかもしれない。結局仕方なしに道ばたのデリカテッセンでサンドイッチを頬張り、時間がないのでそのまま次の劇場へと向かう。
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結局劇場の中にカフェがあり、そこでビールが飲めるのだと判明!ここでやっとビールにありついた!
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こちらではスタンダードなビールだが、それでもとても美味しい。気分良く、ビールを飲んでいたら芝居の始まるアナウンスが。そして暗闇に身を沈める。
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コンテンポラリースタイルのダンスを踊りつつ、日曜大工の一シーンを見せていく。これも出演者は二人。ご覧の通り巨大なセットが丸ごと劇場の中に入っている。アイデアは面白い。最近のフェスティバルの傾向として、言葉のないダンス作品が多く、それも演劇やパントマイムとの境目があいまいな作品が多く生まれている。出演者やジャンルを越えてコラボレートしている例も多くあり、世界のパフォーミングアーツの趨勢を感じる。
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この日は都合、3本の作品を見た。最後に見たのも2人芝居で観客が対面式に座り、出演者もまん中のローラーを使って対面式に腰を掛けて向かい合う形式。アイデアは面白く、男性二人の演技も質の高さを感じさせた。この作品の上演が終わってから、レセプションパーティがあり、ビールや食べ物が振る舞われた。僕も旧交を温めながらしばしの歓談。会場を出ると身体を一気に冷気が包み込む。このギャップが心地よい。
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by nakadachi2 | 2008-02-16 19:10 | TACT/FEST