ロンドンから東京へ。そして
ロンドンから12時間ほどかかって東京成田に到着した。丁度、ロンドンからだと日中の移動になったので、結局あまり眠る事ができなかったのでずっと機内で放送される映画を見ていた。もちろん、ほとんどの映画は字幕などないし、こちらもたいして英語はできないので、まあ想像しながらみるわけですが。暗い機内で赤ワインをチビチビやりながら見ている映画はとてもここちいいものです。結局、小さなワインボトルを三本空ける間に三本の映画を見ました。こ映画を劇場に観に行くことも少ないし、改めてテレビの前でDVDを見るという時間もないのでこういう機会は貴重です。日本ではもう公開されたのかどうか知らないけど、「Miss Potter」はとても良かったですね。英国がえりの機内で英国発のピーターラビットの作者の映画を見るなんて感じがまた良かった。今回気づいたのだけれど僕はユアンマクレガーが割合好きなんです。もちろんPotterさんを演じた女優さんも良かったです。顔の表情が細かくて、映画の間中ほとんどその表情をカメラが追いかけているので、ずっと向き合っていたような気になれました。他には「ハッピーフィート」というペンギンを主役にした無軌道なアニメと、行きの飛行機でも飛ばし飛ばしで見た「カジノロワイヤル」。今回のジェームスボンドは、あれはどうなんでしょう?僕にはあまり良さがわからないけれど。厳しすぎてユーモアがない感じ。どちらかというと悪役の印象。やはり、ボンドはショーンコネリーだよなあと一人で納得している間も飛行機はロシアの上を飛び続けています。しかし、12時間のフライトがほとんどロシアの上を飛んでいるというのも、あらためてなんだかすげえなあと思ったりしましたね。ほんと広大だからかえって手が付けられなくなるんでしょうねロシア。だって広すぎるしロシア。

途中成田で食事をしようと思って、久しぶりの日本なんだからラーメンを食べようとしたわけです。でも成田って、いわゆる高級志向で奇妙な取り合わせのお店しか入っていなくて、仕方なく「赤坂璃宮」という中華料理のお店に入りました。あの周富徳さんがやっていた店です。今はどうか知らないけど。店では女の子の店員がチャイナドレスを着ていて「ここはどこなんだ?」と、一瞬わけがわからなくなりました。「五目あんかけそば」を注文したのですが、あまりうまくありませんでした。明らかに材料をけちっているのがわかるし、不必要なものにお金をかけるくらいなら(例えば中華料理屋でスリットから飛び出している女の子の足とか)、もっと料理の中身が欲しいものです。

その後、成田からリムジンバスで乗り継いで羽田、そして大阪伊丹と移動を続けました。伊丹では風が強かったのか、かなり機体が揺れて到着時には少し気分が悪くなりました。しかし、外に出てしばらく風に吹かれているとだんだんと良くなってきました。風に吹かれながら、今回の旅を少し反芻していました。思ったよりも短かった。もっと日本を離れてみなければこの国の良さも異常さもわからないだろう、そう思いました。なんだか、今後自分の役割というのが少しだけわかったような気がする、そんな旅でした。みなさん、ただいま。
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by nakadachi2 | 2007-04-29 08:12 | TACT/FEST