TACT/FESTIVAL千秋楽を終えて
無事、フェスティバルを終えることができて、ほっとしている。大事もなく、皆が笑顔でいてくれた。地元の方々、ゲスト、スタッフ、キャスト、関係者、お客様、フェスティバルフレンズ。皆さんの協力があってこそのフェスティバルだった。今回ほど、絆、人の心の繋がりを思ったことはなかった。

阿倍野天王寺エリアで開催した初めてのフェスティバルはまず、成功と云っていいだろう。フリーパスを購入して、何作品も楽しんで行かれるお客様が飛躍的に増えた。これも今年の特徴だった。それに私たちにとっては地元という、地の利を活かした活動をすることが出来た。

全ての演目を終え、撤収を終えてから、フェスティバルの面々は皆バーベキューパーティの会場である、阿倍野最古の古刹「正円寺」の境内に集合した。古い友人である住職の粋な計らいで、会場にと提供していただいたのだ。ガネーシャを奉る、400年の歴史を持つ寺で行うささやかな宴は、海外からの出演者たちにも好評で、満月の夜、宴は深夜まで続いた。

その後、劇団の事務所へと移動し、座敷に車座になって、別れを惜しむように宴会は終わる気配を見せなかった。ようやく帰途についたのは深夜3時を回った頃。そして、今朝、彼らはまた旅立っていった。

一期一会という言葉。私たちは毎日その意味を噛みしめている。

僕は、語り合いの場にいながら、一人来年の事を考えていた。どのようにゴールを設定していくのかということを考えていた。

「友部正人」さんが今回、フェスティバル最後の演目で、最後の曲として歌ってくれた「生きてることを見ているよ」の歌詞。その中で何度も歌われた言葉、死ではなく「生きてることを見ていてね」というあり方。

この2011年は特別な年として、きっと後生まで語り継がれることとなるだろう。僕自身にとってもそれは、とても大きな出来事だ。

フェスティバルが果たしていく、新たな可能性、重要性について。もっと誰かと語り合いたいと 思う。みなさん、ありがとうございました。また来年、お会いしましょう。
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by nakadachi2 | 2011-08-15 09:59 | TACT/FEST