つながりは更に深く
あっというまにフェスティバルも終盤にさしかかった。今年はあまり観るべき新作は少なく、旧作が続けて上演されているという印象を抱いた。それでも今年、デンマーク特集と題して、大阪のフェスティバルに4団体招聘するため、その打ち合わせと海外ゲストとの交流に明け暮れる日々だった。こういった世界規模のフェスティバルには一堂に介している状態で一気に事が進むという便利さがある。尚ぶるに再会する顔も多く、ああまたこの場所に帰ってきたという気持ちになれた。
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写真はメイン会場の一つとなったミュージックハウス。

この段階で18日の便に乗れない見込みが濃厚になっていた。アイルランドの火山噴火活動の影響がヨーロッパ全土に及び、ここデンマークも例外ではなく、飛び立つ予定のBillund空港も閉鎖状態になっていた。不幸中の幸いにも、僕の場合は航空会社がホテルを用意してくれたので、今のところは便も変更でき事なきを得ている。しかし、この状況が長引くとどうなるのかわからない。

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こんな状況を見て気遣ってくれたのか、全く関係がないのかは知らないが、昨年フェスティバルに招聘した「さようならマフィンさん」の劇団リフレクションがディナーに招待してくれた。ハーバーにあるレストランは日暮れになるとパーフェクトブルーな光をまとっていた。僕らはそこでワインを飲みながら何時間も語らった。どこかの部屋でパーティがなされているのか、ものすごく料理の出てくるのに時間がかかったが、そのぶんだけ沢山話をすることが出来た。写真のリズはマネージャーで、男の人はこの劇団の代表も務めており、彼の作品「ジョージおじさんの小さな箱」をこの夏、招聘することも決定している。

こうして、Esbjergでの日程を終え、翌朝Billundへと向かった。来年はデンマークとスウェーデンの共同開催で、児童賞少年向け演劇のオリンピック「ASSITEJI WORLD CONGRESS 2011」が行われる。いま、その主催メンバー達が世界中を駆け回って作品を選んでいるところだ。来年もまた楽しみなデンマークである。
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by nakadachi2 | 2010-04-19 18:52 | TACT/FEST